見ていたいタイプ

こんにちは 管理人のウサギです

 

 

ウサギ家の牛さん、ヌーちゃん。

放牧中 2度も脱柵して、このブログのネタを提供してくれた子です。

 

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先月、初めての出産をして 搾乳デビューしました。

放牧中みたいに、搾乳中も落ち着きがないんじゃないの〜??

と 心配していましたが、

慣れない搾乳作業も 予想外にじっと 見ていてくれます。

 

ウサギ家のような「つなぎ飼い」牛舎では、搾乳作業は、牛さんの横でしゃがんで行います。

その作業の様子を、ものすごく見ています。

 

 

何だか・・私、心配かけてるんですかね(笑)

(この人、ちゃんとできるの!?)とか。

 

隣りの牛さんの搾乳が終わるあたりから振り返り、私がヌーちゃんの横にしゃがんで、前搾りなどをする一連の作業の様子を、じーーーーーーーーーーーーーっと見ています。ミルカーをかけて 搾乳が始まっても、見ているので、

 

ウサギ「こっからは時間かかるし、エサ食べてて〜」

と言うと、前を向いて モッシャモッシャ エサを食べ始めたりします。

こんな時、言葉が分かってる?と不思議な気持ち・・(いや、見てるのに飽きたんだろな)

 

ヌーちゃんの気持ちが、分からないでもないんです。

自分にも そういうところ あるなぁーって。

特に、注射の時。

 

ゴムバンドで血管浮き上がらせて、アルコール塗って、注射針セットして、刺して終了して・・ていう一連の動作を、めちゃくちゃ見ています。じーーーーーっと。

 

「見てて大丈夫?」

と聞かれることもありますが、むしろ 見てる方が安心できる!です。注射している方の技術を心配しているんじゃなくて、いつ チクッとするのか分からないと、心身ともに準備ができないから かえって怖い・・。

 

我が家の子どもたち、団子(長女 小3)と 大福(長男 年長)は、注射が大の苦手でした。

子どもは、予防接種など 何かと注射の機会が多いのですが、毎回 打つ前から・・診察室に入った時点で大泣き!耳元であんなに泣かれて、先生の聴診器の音がかき消されてしまうんじゃないかと心配になるほど・・。

 

ある注射の日、テンションが下がりまくっている大福に『見る注射』の話をしてみました。

「お母さんさぁ、注射打つとこ、じーーっと見てんの。もうすぐ刺さるなぁ、あともう少しで終わるなぁ、って様子が分かる方が お母さんは安心できるんだよ。一回、試してみたら??」と。

 

意外にも、大福はその日のうちに試してみました。

すると、初めて 泣かずに注射を打ち終えることができたのです!

 

おーーーっ!

 

ウサギ母さんはもちろん、先生にも、看護師さんたちにも拍手で褒められて、大福はテレテレ。「保育園の先生も ビックリするかなぁ」と言うので、保育園の連絡帳に(かくかくしかじか・・ということなので、よかったら 褒めてやってください・・汗)と書くと、保育園でも 盛大に祝ってもらえたらしく、ほくほくと嬉しそうな顔して帰って来ました。

 

それですっかり自信がついた大福。

注射を克服しました。

 

しまいには、団子にアドバイスまで。団子は、打つのを見ることには乗り気じゃなかったものの、注射の順番を大福を先にすることで、泣かずに打てるようになりました。

弟が泣かないのに、姉として泣くわけにはいかない・・

『プライド克服』ですかね(笑)!

 

 

また 別の日の注射の時。

じーーっと見る気満々の大福。

でも、その日 担当の小児科の研修医さんが、優しさから 直接 注射が見えないように、手で覆い隠しながら注射をしようとしてくださったのです。

 

大福「見えん・・見えん・・(泣)」

 

(やっばい!!)と察知したウサギ母さんは、実況中継しました。

「もうすぐチクっとするよ、3、2、1・・もう終わるよ〜!」

 

何とか、ギリセーフ!!

少数派なのかもしれないけど・・

「見ていたいタイプ」もいるんですよ(笑)。

 

ねっ!

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