雪道で車が動けなくなった時は

こんにちは 管理人のウサギです

 

天気予報を見ると、全国各地で雪だるまマークが並んでいますね。ここ岐阜県飛騨地方も今週は雪雪雪・・です。昨日まで 牛舎の集乳室の入り口の頭上には『つららカーテン』がすくすくと育っていました。

 

 

出入りの際のハラハラ感(運だめし?)を密かに楽しんでいましたが(笑)今朝牛舎へ行くと、つららはキレイに撤去してありました。(なぁ〜んだ)

 

スキー場ゲレンデに隣接しているウサギ家の牧場。当然、雪が多いです。

1年前、牛舎からの帰り道・・お恥ずかしながら、車で動けなくなって みんなに助けてもらったことがありました。

 

 

スキー場(&牛舎)周辺は山道。スキー客や通行する住民のために、除雪車が頻繁に雪をかいて 道を整備してくれています。かいた雪は両端へ寄せられていくので、牛舎へ続く道との境に「雪の壁」ができていきます。

 

 

朝 牛舎に向かう頃は、雪の壁ができかかっている途中。(雪の壁だねぇ)と思いつつ突っ込んでみると ふわふわの軽い雪で、ファサ ファサ ファサーーーッと雪煙を上げながら乗り越える事ができました。仕事を終えた帰り道、朝より雪の壁が高いような気がしたのですが、朝 大丈夫だったのをいいことに 両側から車が来ていないか確かめてから、勢いをつけて 雪の壁に「えいっ!」と突っ込んでみました!そしたら タイヤが キュルキュルキュルーーと空回りして進まなくなりました。

 

(あれま!でもこの車、4輪駆動だからね!)

 

一度バックしようとしたものの、またまたタイヤが空回り。前にも後ろにも進みません。外に出てみると、私の車は雪の壁におなかをのっけた状態、タイヤ4本とも浮いてしまっているのでした。朝とは雪質の違う水分の多い重い雪でした。

 

(あっちゃ〜、これじゃ空回りもするよね〜。困ったな・・)

 

持っている道具といえば、車に積もった雪を下ろすためのスノーブラシのみ。とりあえず、それを使って車の下の雪をかき出そうとしましたが(これならいっその事 両手でガシガシ掘る方が早いでしょ〜!)と思えるほど役に立たず。メガネくん(主人)はスキー教室のお手伝い中。助けてもらえそうにないので、とりあえず他にできることは・・と考えていると、1台の軽トラが停まって、おじさんが「動けんくなったのかぁ?」と声をかけてくれました。

 

スキー場で働いていたおじさん、軽トラの荷台から大きなスコップを持ち出して「雪道を走る時は、こういうのも持っとった方がいいぞ〜」と教えてくれました。早速 車の下の雪をかき出してくれます。すぐに お義父さんとお義母さんが乗った軽トラも 牛舎から下りてきて、私の車の後ろに停まりました。

 

お義父さん「また・・えらい勢いよく乗り上げとるぞ(笑)」

 

ざっと雪をかき出すと、一度みんなで押してみよう!とトライしてみたですが、相変わらずタイヤが空回りするばかりで動きません。おじさんが携帯でスキー場の除雪車を呼んでくれました。

 

ウサギ(ロープ、ロープ・・ないなぁ)

 

トランクの下の道具入れを探しましたが、今度は肝心の「けん引ロープ」が見当たらない・・。ちょうどお義父さんの軽トラに荷物固定用ロープが乗っていてセーフ!でした。

やがて やってきた除雪車に私の車をつないで引っ張ってもらい、雪の壁から脱出する事ができました。もう、みなさんに「すみません、すみません」ですよ(汗)

 

早速、けん引ロープとスコップを買ってきて 車に積み込みました。その1年後・・実際に活躍してくれるとは!

 

 

先日、牛舎からの帰り道。またまた雪の壁ができていました。

(1年前乗り上げた時よりは低いような気がするけど・・?・・行けるかな?)両側から車が来ていないか確認すると、遠慮がちに雪の壁に突っ込んでみました。するとキュルキュル〜と前タイヤが空回り!でも今回は、後ろタイヤは接地していたのでバックすることができました。(一応・・前回の反省を生かし、遠慮がちに突っ込んだのですよ・・「突っ込む」ことに変わりはないけれど)

 

早速スコップを取り出し、車一台通ることができるくらいの幅に「雪の壁」の雪をどけました。スコップ、持っててよかった〜♪1年前 助けてくださったおじさん、アドバイスのおかげで 今回は助かりましたよ〜!

 

ちなみに・・JAFのHPを見てみますと

 

タイヤがスリップ or 新雪にはまった場合

<次のようなことを試してみる>

・ゆっくりとタイヤを前後に動かして、タイヤ周辺の雪を踏み固める

・スコップで周辺の雪を取り除く、踏み固める

・スタックしているタイヤの接地面にフロアマットなどの布や チェーンを差し込む

・豪雪地帯の道路脇に「砂箱」があれば、砂を駆動輪にふりかけグリップ力を上げる

・タイヤの空気圧を下げ、接地面積を増やす

 

雪の塊に乗り上げて動けなくなった場合

・ゆっくりをタイヤを前後に動かして、タイヤ周辺の雪を踏み固める

・タイヤが浮いてしまった場合は、スコップで雪をかき出してタイヤを接地させる

 

それでもダメなら、他の車にけん引してもらうか、JAFを呼びましょう

 

だそうです。自力での脱出にも、人に助けてもらう場合にも何かしら道具が必要ですね。雪の多い地域を運転する機会があれば、「スコップ」や「けん引ロープ」などを車に積んでおくと安心です。もしかしたら 雪に埋もれて見えなくなっていた側溝に脱輪して動けなくなることだってあるかもしれません(←これもウサギ経験済み)。助けてもらうばかりじゃなくて、雪で動けなくなった車を見かけた時に、助けてあげることだってできますしね。

 

車ではないけれど・・最近 保育園バスの停留所に向かう途中、雪に埋もれた道路と空き地の境(1mくらいの段差)に片足を落としました。深くてびっくりした・・。

 

 

まだまだ雪道での運転は続きます。備えに甘えることなく安全運転していきま〜す!

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