いいえ、牧場ですよ

こんにちは 管理人のウサギです

 

牛舎の分娩見守りのため ネットワークカメラの設置を目指しているウサギ家の牧場。

何はともあれ、牛舎にネットがつながっていなくては話にならないので、ダメもとで 山の中の牛舎まで(有線の)ネット回線工事ができるかどうか(2週間ほど前に)ケーブルネットへ電話で問い合わせた時のことです。

 

ウサギ 「(簡単に説明して)・・できるかどうか 伺いたいと思いまして」

ケーブル「ありがとうございます。ご住所を教えていただけますか?」

ウサギ 「〇〇〇町〇〇ー〇です」

ケーブル「すでに(ケーブルネットを)ご利用いただいているようですね」

ウサギ 「えっ!?あ、そうなんですか♪」

 

一瞬、素直に喜びましたよ。メガネくん(主人)が把握していないだけで、牛舎のどこかにLANケーブルをカチッと挿すところがあるんじゃないの〜?と疑ったものの・・いやいや、ケーブルネット料金なんて払ってないもん。何か勘違いされている・・。

 

ウサギ 「いえ、やっぱり 使ってないです」

ケーブル「そうですか、えーっと、この住所のどちらの施設になりますか?」

ウサギ 「?・・どちらの施設というと・・」

ケーブル「同じ住所でいくつかの施設が登録されていまして・・」

 

ウサギの言った牧場の住所は、スキー場周辺一帯を指しているようで、牧場もスキー場も周辺の宿泊施設も全て「〇〇〇町〇〇ー〇」だったのです。そして(住所が同じ)宿泊施設のひとつが、ケーブルネットを利用中ということなのでした。ネット回線を 牧場まで延長工事をするのはやはり無理だったのですが・・この時は、残念というより・・

 

そういうことだったのかぁ〜!

 

と合点がいってスッキリ!

 

年に何度も・・ウサギ家の牧場には、その住所が同じ宿泊施設(ここでは「くまペンション」と呼ぶことにしますね)のお客さんが訪れます。みなさん、不思議そうな顔をして車でそろそろ〜っと牧場に入ってみえます。(「くまペンション」に着いたはずなのに、何だろう・・ここは・・牛舎かな??)

 

そうなんです、カーナビが「くまペンション」のお客さんを牧場まで ご案内してくれるのです!お客さんの立場になってみれば(あれ?あれあれ?)と思いながらも、カーナビの指示通りに山道へ入り、どんどん登ると道の終点は牛舎。きょとん・・とする気持ちも分かりますよ(笑)。牧場に到着してしまったお客さんには、メガネくんが正しい道案内をしています。

 

試しに、我が家のクルマのカーナビで「くまペンション」を検索してみると・・やっぱり牧場にゴールの旗が立っている!!(なんで〜?)と不思議だったのですが、住所が一緒だったとはね。(ガッテン ガッテン!)しっかし、大雑把な住所だなぁ!

 

 

これはメガネくんから聞いた話ですが・・

メガネくんが集乳室(搾った生乳が集まるタンクがある部屋)で夕方の搾乳準備をしていると、ガラ・・ガラガラ・・・と入り口の戸が開いて そこには外国人の方が立っていたそうです。

 

外国人「(—–英語—–)クマ ホテル・・?」

 

英語はよく分かりませんでしたが、いつものことなので意味は理解できました。

そして やさしく答えました。

 

「 ノー、ファーム 

 

モォ~ モォ〜  (これは春ころの写真です)

 

だろうね、という空気が流れる中、メガネくんはゲレンデの方に連れて行って 眼下に見える「くまペンション」を指差し「クマ ホテル」と説明しました。納得した外国人の方々(レンタカーに4人くらい乗っていたそう)。それから、メガネくんは「ぼくが」「運転する」「ついておいで」とジェスチャーをして、自分のクルマを取りに行き「くまペンション」まで先導してあげたそうです。この話を聞いた時、その場の空気を想像すると可笑しくて、腹をかかえて笑いました。

 

同じ住所だから、カーナビに間違って登録されていても仕方ないとはいえ、せめてスキー場の方に案内してくれたら、すぐ隣だから案内もしやすいのに〜。メガネくんが(牧場から「くまペンション」までの地図を描いて印刷しておこうか)と本気で考えてたことがあるのですが、最近スキー場もインターナショナルな場所になってきた(スキー&スノボ体験を楽しむ外国人の方をよく見かける)ので、英語バージョンも作っておいた方がいいかもしれませんね〜(笑)

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