こんにちは 管理人のウサギです
7月のPK会議(次の月に取り組みたいことを話し合う会議)で、8月中に取り組もう!と決まったことのひとつに「新しい胴締めを試してみる」というものがありました。
「胴締め」とは、牛さんの腰骨あたりを締めて、足をバタバタさせにくくするための道具です。搾乳の時に使っています。胴締めが あってもなくても搾乳はできるのですが、ウサギ家の牧場では、作業者の安全のため ほとんどの牛さんに使っています。性格が大人しい牛さんでも、虫(アブなど)を嫌がってバタバタすることもありますからね。面倒ですが、万全を期して使うようにしています。
この「胴締め」が重いんですよ〜!
何キロかなんて量ったことないけど、鉄製(?)で、何せ 牛さんの背中にかける大きさ。指2、3本じゃ、とても持ち上がりません。ただ 二の腕エクササイズには最適です。
実際に牛にかけるとこんな感じ。
重たい胴締めを、よいしょ!と、牛さんの背中の高さまで持ち上げて(しかも 牛さんの背中に なるべく衝撃がないようにそっと・・) 乗せ、10回くらいクルクル取っ手を回す・・。元気の有り余った牛さんには、そのクルクルの間にビシッ!とシッポではたかれます。ムムムムッ・・胴締めって、これしかないの!?と、(怒りの)ネット検索すると、あるじゃん。なんか形が全然違うけどっ!
ある日の簿記入力会のランチタイム・・
先輩酪農家さんが「胴締めを新しくしたら作業が早くなってな〜。軽いから とにかく体が楽なんやさなぁ」と話してくれました。(ネットで見た、あの胴締めのことだ!)と思いながら、どれくらいの軽さなのか尋ねると・・「う~ん、これくらい?いやもうちょっと・・これくらい?」と、試しに持ち上げるのが、ファミレスのテーブル上にある、カトラリーケースや調味料だったりしたので、想像してたのと次元が違う軽さにビックリ! 早速PK会議の時に メガネくん(主人)に話して、試しにふたつ 購入してみたのでした。
胴締めには「両締め」「片締め」の2種類があって、これまで使っていたのは「両締め」タイプだったんですね。試しに購入した「片締め」タイプ。さすがに調味料の軽さ・・とまではいかないけれど、アルミだし、大きさも 両締めタイプの半分以下だから軽〜い!しかも 牛さんの隣に立って、パッパッと装着するだけ。早〜い♪
牛さんにとっては それぞれ好みがあるようで、バタバタしがちだった牛さんが「片締め」でいい子にしていてくれたり、「両締め」じゃないとダメ!という牛さんもいます。ただ、ひとつ困るのが(私が使い慣れていないせいなんですが)長さの調節が難しいです。ボタンを押して棒を伸縮させるのですが、そのボタンの硬いこと!長さが合ってないと(ゆるいと)、牛さんの背中から外れて ゴンッ!と頭の上に落っこちてくるんですね。メガネくんは「痛っ!」が何度かあったよう・・私が、調節なしで背中にかけたやつだ・・ごめ〜んね(笑)
そんな様子を、先輩酪農家さんたちに話していると、どうも背中にかける位置もいろいろあったり、ボタンの押し方にもコツがあるよう・・まだ使い始めたばかりの「片締め」タイプ、様子を見ながら試していこうと思います。
二の腕エクササイズ・・も、たまにはやろうかな。
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