つみたてNISA(5)ついに投資ファンド決定

こんにちは 管理人のウサギです

 

 

つみたてNISAにチャレンジ中です。投資の経験がない素人ですので、参考になさらず 単なる体験談としてお読みくださいね。

 

こども二人分の教育資金の一部を 投資信託「つみたてNISA」で運用してみよう、と思い立って約半年。本や 投資系ブログや、証券会社のコラムや・・とにかくいろいろな情報に目を通してみました。

 

目次

ウサギの運用方針

・リターンより、リスク重視

・分散されていること

・手数料(信託報酬)が 0.1%台に、低く抑えられていること

リターンより リスク重視

老後用の資産運用なら、30年とか 長期間の運用が可能なので、その間に 株式などの暴落が数回あっても、様子を見ながら プラス運用になるまで気長に待つことができます。

 

でも 教育資金となると、運用期間が意外に 短いんですよね・・。子供が0歳の時に運用スタート!ならいいのかもしれませんが、ウサギ家の場合、長女がもう小学1年生なので、早くて11年後くらいに必要になるかもしれないお金です。10年周期で 暴落があるとして、それがいつ起こるのかによって11年後の運用成績が変わってきますね。前半の方なら、残りの期間で 充分挽回できそうですが、後半の方だと、マイナス運用で終わってしまうかも・・。

 

リターン(収益)が高いのは魅力だけど、それに比例して リスク(値動きの幅)も大きくなってしまいます。教育資金運用では、リスクを抑えて とにかく無理をしないこと『定期預金よりは プラスで終わったな♪』くらいを目指していこうと思います!

分散されていること

これも、リスクをコントロールするためです。

 

どんな金融商品で運用するか

(株式・債券・現金・不動産(リート)など)

どこの国・地域に投資するか

(日本・先進国・新興国・全世界)

 

これらを いくつか組み合わせて、何かでコケても、何かで補えるような資産配分(アセットアローケーション)を決めていきます。投資信託の成否は、このアセットアローケーションで8割 決まるそうですよ。

 

王道なのが、株式と債券の組み合わせ。債券比率が高くなるほど、リスクを抑えた運用になります。例えば、国民年金を運用している GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のアセットアローケーションはこんな感じでした(2019年2月当時)。

 

「アセットアローケーション分析 ファンドの海」さん 分析ツールより

 

株式50% 債券50%

平均リターン3.32% リスク9.18%

『長期的な観点から 安全かつ効率的な運用』を目指す ミドルリスクの運用です。

 

< 追記 >

GPIFは、その時の世界情勢などで、アセットアローケーションを見直していくのですが、コロナショックで相場が激しく動いている最中(2020年4月)、新たな方針を決めました。

 

 

株式50% 債券50%

平均リターン3.58% リスク9.61%

『年金財政上必要な利回りを満たしつつ、もっともリスクの少ない運用』を目指すそうです。国民の大切な年金を運用する組織なので、無茶をしない資産配分・・という意味で GPIの運用方針は、ひとつの参考になりますね。

 

手数料が 低く抑えられていること

投資信託を利用中、ずっとかかる管理手数料が「信託報酬」です。

ここ数年で 信託報酬はどんどん下がって、今は年間0.1%台のファンドがたくさんあります。大した金額ではないけれど、なんせ長期間の運用「チリも積もれば山となる」・・ですからね、同じようなアセットアローケーションで運用されるファンドがいくつかあるなら、なるべく信託報酬の低いものを優先して 選んでいこうと思います。

 

実際に 教育資金用に選んだファンド

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

信託報酬は、0.15336%(2019年2月現在)

このファンド1本で、日本株式10%、先進国株式80%、新興国株式10%の割合で、全世界に分散投資できます。

平均リターン5.2%  リスク18.2%

(グラフは、東北投信さんの無料公開ツール『ピザロ!!』で作成しました)

アセットアローケーション分析ツール「ピザロ!!」

 

(平均リターンやリスクを出すのは、こちらのサイトを利用しています)

インデックス投資のことなら『myINDEX』わたしのインデックス

*この リターンやリスクは、過去20年間の実績をもとに出された数字で、将来を保証するものではないですよ。あくまでも目安として 参考にしてくださいね。

 

あれれ?

でも、株式100%のアセットアローケーションって・・リスクはとらない って、これまで言ってたのに!債券は混ぜなくてもいいの?と思われるかもしれませんね。・・確かにこのままだと ハイリスクです。リーマンショック級の暴落では、積み立てた金額の半分を失ってしまうかも(汗)

 

国民年金の運用のように、債券をクッションにして、暴落時の損失を抑えていきたいのですが、いろいろ考えて 債券は持たないことにしました。債券の代わりに 現金(ネット銀行の定期預金など)で対応します。

 

教育資金の運用は、児童手当やお祝いなどで これまで貯めてきた貯蓄から行います。貯蓄分の現金も含め アセットアローケーションを作り直すと、つみたてNISA スタート時のアセットアローケーションは ほぼ現金で占められます。

1年後でも、こんな割合です。

平均リターン0.2% リスク2.1%

 

「リスクも少なければ、リターンもほぼない」という・・状況ですね(笑)。この先 毎月、つみたてNISA の運用部分が どんどん増えていきますが、現金部分も 新たに受け取った児童手当分が増えていきます。

 

そんな感じで、積立を続けていくと 我が家の場合は 約9年後・・

現金40%・株式60%の割合になります。

(国民年金の運用は、債券・株式 50%ずつでしたが、ちょっと割合を変えたのは ウサギの欲!です

平均リターン3.6% リスク10.9%

 

この時に、もう少しだけ積立を継続するか(現金30%・株式70%くらいまで)、積立はストップして この状態をキープしていくのか、考えようと思っています。もし 株式部分がマイナス運用になっていても、しばらくは いつでも使える現金部分を使って 教育費の対応はできるので、株式部分がプラス運用になるまで待つことだってできる

 

そして・・そんなラッキーなことないだろうけど、逆に 運用が大成功して(最初に 目標金額を決めておく)、予想以上に収益が得られた場合は、それが5年後、8年後であっても、それ以上望まず 利益を確定させてしまうつもりです。もっと、もっと・・と欲張って、結局 暴落してマイナスに〜(泣)の方がイヤなのです。

 

 

この選択を、資産運用に詳しい方が見たら(もっといい方法があるのにぃ〜・・)と呆れてしまうかもしれません。素人なので 素人らしく安全運転で進んでいこうと思います。

 

これとは別に、かけ過ぎている学資保険もあるし〜・・(お恥ずかしい話)

学資保険と向き合ってみる
こんにちは 管理人のウサギです 子供の教育資金、どのように準備されていますか? 私は『 大学の学費 + 4年間の生活費(田舎に住んでいるので、大学へ通うには 家を出て一人暮らしをしなくてはいけないから)』...

 

ついでに、老後用のつみたてNISAも始めます

教育資金用は、ウサギのつみたてNISA枠。もうひとつ、メガネくん(主人)のつみたてNISA枠も作ってあったので、老後用に(微々たる額ですが)積立投資を始めることにしました。

 

こちらは、0からの積立なので、債券も含んだバランスファンドです。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

信託報酬は、0.17172%(2019年2月現在)

平均リターン6.6% リスク12.1%

リート(不動産)やら 新興国債券に不安を感じてしまうものの、運用が とにかく楽!もう、割合とか 細かなことを考えなくてもいいので、このファンドに決めました。

 

半年間、素人なりに調べ、う〜んと考えて、ついに昨日 証券会社に注文しました。いよいよ運用がスタートします。あとは、毎月 自動積立されていくので、たま〜に運用状況をチェックするだけ。

年に一度くらい その後の状況も報告できたらな、と思います。

 

さて、将来どんな風になってるかな♪

 

 

長い長い 文章におつき合いいただき、ありがとうございました。

コメント