高速道路でタイヤがパンク→SAで応急処置

こんにちは 管理人のウサギです

 

 

先週末の土日、

酪農ヘルパーさんをお願いして、家族で 東京まで旅行に出かけました。1日目は、子どもたちのリクエストで (もう 3年連続となる) 東京ディズニーランド、2日目は 東京ドームシティの戦隊ヒーローショーを満喫してきました。

 

その東京へ向かう道中で、タイヤがパンクする!というトラブルに見舞われたのです。今回は、その時の体験談をお話しようと思います。

 

岐阜県から 北アルプスを越え、長野県の松本市で 高速道路に入りました。快晴の中 ドライブを楽しんでいると・・

 

ゴトン!

 

助手席に座っていた私の感覚としては、まるで 道路上に深目の穴があって、左後ろのタイヤだけそこを通過したような音と振動。私は(ん?穴でもあったっけ?高速なのに、危ないね・・)と不思議で、団子(長女7歳)も(何?今の音)と思ったようです。運転手のメガネくん(主人)も「ゴトン!」には気がつきましたが、ハンドル操作の違和感などは特になく、そのまま走行していました。

 

すぐに「諏訪湖SA」の看板が見えてきました。

 

「(サービスエリアに)寄ってく?」

「大福(長男4歳)のトイレが心配だから とりあえず寄ってこか〜!」

 

ということで SAに入り、駐車場に車を停めました。

 

 

SAから一望できる諏訪湖を眺めたりしながら しばらく休憩をして、スタバで飲み物を買って

 

「さ、では出発だ♪」

 

車がゆっくり動き始めると

 

ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン

 

左後ろから あきらかな異音と振動が。ちょうど 斜め前に空いている駐車スペースがあったので、とりあえず そこに車を停めました。

 

車を降りて 様子を見に行ったメガネくんの反応から(パンク・・だろうね)と 覚悟。私も 外に出て 左後ろのタイヤを見てみると・・

 

あ〜あ〜 絵に描いたようなパンクだな・・

 

ぺしゃん・・とつぶれたタイヤを見た瞬間は、パンクしたショックより、

 

(もう、ランチビュッフェに間に合わないじゃないか〜〜)

 

という ショックの方が大きかったです(笑)。

東京ディズニーランドは、3時から入場できるパスポートだったので 時間的に余裕なのですが、11時半に予約してあった お台場のホテルランチビュッフェ!!東京湾の眺めを満喫しながらの「北海道フェア」!楽しみにしてたのにぃ〜〜!

 

いや、とりあえず急いでみよっか(間に合うかもしれないし)

 

テキパキモードに切り替わりました。

で、こういう時は JAFなの〜??

 

いや・・(JAFを待ってては ランチビュッフェに間に合わないだろうから・・)まずは、諏訪湖SAにあるガソリンスタンドで、パンク修理ができるかどうか、聞いてみることに。メガネくんが歩いてスタンドまで往復している間、私は子どもたちに「タイヤがパンクしちゃてね〜」と説明していました。「パンク?見たい、見たい!!」子どもたちは 車内で はしゃいでいます(汗)。

 

スタンドから戻って来たメガネくん。SAのスタンドでは パンク修理に対応できないそうで、代わりに「諏訪IC」出口を降りてすぐの所にある タイヤ販売店と道順を教えてもらってきました。

 

タイヤ販売店かぁ・・時計を見ると、まだ朝の9時。

開店時間(10時)まで待つとなると・・

 

(ランチビュッフェは 絶望的じゃないかぁ・・)

 

いや、一応 急いでみよっか(まだ、諦めないぞ)

 

何はともあれ!

タイヤの応急処置をして、そのタイヤ販売店まで行かなくてはなりません。

トランク下の収納から「パンク修理キット」を取り出しました。

 

以前は、こういった パンクの応急処置対策として、クルマのトランク下などに「スペアタイヤ & ジャッキ」が搭載されているが一般的でしたが、今は スペアタイヤの代わりに「パンク修理キット」が搭載されているクルマが増えているようですね。

 

実際に使った「パンク修理キット」

 

今のクルマを買ったのは、5年前(2014年)。先月、車検を受けた時に「パンク修理キット」が そろそろ使用期限を迎えるので、新しいものに交換しましたよ、とディーラーの整備士さんから説明を受けたばかりでした。それを実際に使うことになるなんて・・またこんな旅行の道中で・・トホホ。

 

私はもちろん、メガネくんも、このキットを使うのは初めてです。まずは、説明書を広げました。説明書を私が読み上げ、メガネくんが実行していきます。

 

修理剤ボトルをよく振る。

修理剤ボトルのキャップを外し、注入ホースをねじ込む。

タイヤのバルブキャップを外し、バルブコアを押して完全にタイヤの空気を抜く。

バルブコアを取り外す・・

 

 

ほんと、書いてある通りに行うだけです(説明書に絵もあります)。

 

 

注入ホースをバルブに差し込み、ボトル内の修理剤を全部注入し、バルブにコアを戻す。

コンプレッサーのエアホースをバルブへ、プラグは車内の電源ソケットへ接続。

タイヤの指定空気圧を運転席ドア開口部で確認したら、キーをACCの位置に合わせ、コンプレッサーのスイッチを入れて、指定空気圧まで昇圧。

 

10分以内に指定空気圧まで上がらない場合は、修理キットでは 応急処置できない 重症のパンクのようです。スマホで時間を計りながら、祈るような気持ちで タイヤの様子を見守ります。

 

幸いにも、コンプレッサーが動き始めると ゆっくりタイヤが膨らみ始めました。

 

コンプレッサーは、ガガガガガーーーッ と、結構 大きな音がするので、行楽日和で賑わう 諏訪湖SAの駐車場で悪目立ち(笑)。大変ですね・・と見守ってくれる人も。ホントどうして こんなことになっているんでしょうね・・。

 

『指定空気圧まで昇圧できたら、直ちに走行を始めてください』とあったので、子どもたちをチャイルドシートに座らせて、ベルトをしてもらいました。

 

そして、7分ほどで指定空気圧に到達。サササッと コンプレッサーを外し、バルブキャップをして、すぐにクルマを走行させました。無事にタイヤが膨らんだとはいえ、ドロドロとした液体を注入して空気を入れただけ・・一体 どういうシステムで 穴が塞がったのか不思議だし、応急処置で 空気入れたて ほやほや状態なので、少し不安でしたが 普通に走行できました。

 

『パンク修理剤を使用した時は、時速80km以下で走行し、10分間もしくは 5km程度走行したら、コンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤの空気圧をチェックしてください』とあったので、メガネくんには 速度に気をつけてもらい、私は時間と距離を気にしながら 高速道路を走っていきました。

 

すぐに「諏訪IC」の看板を見つけ(あぁ、何とか安全に 高速道路を降りられるんだ〜) ホッとしました。

 

諏訪ICを降りてからは、乗っているクルマのディーラーさん(諏訪店)のキッズスペースをお借りして休ませていただいたり、すぐそばのタイヤ販売店の方には、開店前にもかかわらず「どうされましたか?」と 親切に対応していただき、無事 新しいタイヤに交換。タイヤパンク発覚から1時間半ほどで、また旅行を再開することができました。

 

 

あ、ランチビュッフェはというと・・

諏訪ICを出た後すぐに(こりゃ、さすがにムリだ)と諦めて、レストランへ電話をし 事情を話して予約のキャンセルを了承していただきました。うぅ・・ものすごく楽しみにしてたのにぃ〜・・。

 

それからは、みんなで「しりとり」などしながら、ドライブを楽しみました。東京ディズニーランドでは、団子と一緒に ビックサンダーマウンテンに乗ったり、エレクトリカルパレードや、シンデレラ城に映像が投影されるショーを楽しみました。音楽や光、花火などの演出に心から感動しました。

 

 

さて、パンクの話に戻りますが、

よくよく考えれば、高速道路走行中のタイヤのパンクは 最悪の事態も考えられる恐ろしいことで・・今回は たまたま「不幸中の幸い」だったんだな、と 後から じわじわ実感が湧いてきて 怖くなりました。

 

タイヤは、昨年秋に買ったばかり。冬期間(つい先週まで)は、冬用タイヤをはいていたため、この夏タイヤは 新品同様。前日には、ガソリンスタンドで空気圧を調整してもらっていたので、特に問題はなかったはずです。おそらく「ゴトン」と音がした時、何かを踏んでしまったのでしょうね、タイヤ販売店の方によると、タイヤには 1センチ大の穴が空いていたそうです。

 

・ゆっくり空気が抜けるタイプのパンクであったこと

・すぐにサービスエリアがあって、何気に休憩したこと

・道路脇ではなく、SAの駐車スペースという 安全な場所で応急処置ができたこと

・応急処置キットも、先月新しいものに交換していたこと

・SAから高速出口も近く、タイヤ販売店まで安全に辿り着けたこと

・店に、同じメーカーで同じ型番のタイヤがあったこと(1本のタイヤ交換で済んだ)

 

本当に いろいろ重なって、引き続き 旅行を楽しむことができたんだなぁ。

 

ちなみに、タイヤのパンク修理キットを使用すると、そのタイヤは基本的に廃棄となって、新しいタイヤの購入が必要になるので、できれば 最終手段に・・。まずは「JAF」か「自動車保険に付いているロードサービス(保険会社による)」に電話相談してみた方がよさそうです。例えば、JAF会員で その場で修理できるパンクの場合なら、無料で済みます

 

スペアタイヤを積んでいるクルマの場合なら、はいているタイヤの空気圧と一緒に、スペアタイヤの空気圧も定期的にチェックする方がいいそうですよ。いざという時、役に立たないじやないか〜!とならないために。

 

高速道路でパンクした際の注意点が書かれたサイトもご紹介しますね。

高速道路トラブル対処法 / NEXCO 中日本

 

 

はぁ、人生初の タイヤのパンク。

使ってしまった「パンク修理キット」、今日 ディーラーさんに 注文しました。もう、二度と出番があって欲しくはないですけどね・・。お恥ずかしいドタバタ話ですが、これを読むことで パンク応急処置の疑似体験となり、もしもの時に 少しでも落ち着いて対応していただけたら・・と思い、書き残しておくことにしました。 

 

これから迎えるゴールデンウィーク♪

みなさまも、安全にドライブを楽しんでくださいね。

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