モ〜 帰る時間だよ〜

こんにちは 管理人のウサギです

 

 

春から秋まで 放牧をしているウサギ家の牧場。

牛さんが1才くらいになると、放牧デビューをします。生まれてからずっと 牛舎内で過ごしてきた子たちにとって、外は未知の世界。初日は特に、どの子も 少なからず興奮してジタバタしたり、電牧の柵を突き破って脱走したり・・。放牧に出すメガネくん(主人)やお義父さんたちは、多少のトラブルを頭に入れてデビューを見守ります。

 

そして・・乳牛と和牛を比べると、和牛チームの方が『何かしら やらかしてくれる率』が高いんですよねぇ〜(ウサギ牧場調べ)

 

割と 人に従順な乳牛チーム。きっと 牛仲間同志でも、軽いルールのようなものがあって、それを守る習性があるのかもな。

それに比べて、自由きまま(に見える)和牛チーム。単独行動もなんのその。友達(月齢が近い同期の子)とタッグを組めば ますますパワーアップします。

 

以前、和牛の子 2頭を同時に放牧デビューさせたら、夕方 牛舎に帰る時間になっても 2頭そろって 全く戻ろうとせず、一晩 そのまま外泊(本当に「外に泊まった」という意味)たそうです。他の牛さんたちが 牛舎へ帰って行った後の静かな草原で、和牛の子たちは何をして過ごしていたんでしょうね。人生・・いや「牛生」初の ちょっとした冒険。初夕日に 初夜空に 初朝日・・はじめてだらけを楽しんだのかな?お義母さんから この話を聞きながら、私の頭の中では 映画「スタンドバイミー」の曲が流れていました(笑)。

 

 

先日、新たに 2頭の和牛の子が放牧デビューしました。

みんなが牛舎に戻った中、2頭だけ 戻ってきません(やっぱな・・)。余程、外の世界に はしゃいじゃっているんでしょう♪

 

でも今回、お義父さんは ひらめきました。

ウサギ家の牧場では、和牛は 出産から数ヶ月一緒に 親子で過ごす時間があります。母牛は子牛を見守っているし、子牛も母牛のそばで 安心して甘えて過ごしています。乳牛親子にはない、和牛親子ならではの 濃密な親子の時間。

 

(母さん牛が呼びに行けば、和牛の子たちも帰ってくるんじゃないか!?)

 

そこで お義父さんは、和牛の母さん牛を連れて 放牧地へ呼びに行ってみたそうです。

 

おーい、もう帰る時間よ

 

和牛の子「あ!お母ちゃんだ♪」

タタタタタタ・・

 

と、戻っては来なくて、実際には もっと遠くへ行ってしまったそう(笑)。楽しいことを前に、母の力なんて無力なんだよ・・。大福(長男4歳)だって、保育園へ迎えに行っても、隙あらば遊びに行ってしまうもんね。

 

おーい、もう帰るよ〜

 

 

その後・・

迎えに行った和牛の母さん牛が、のそりのそりと 牛舎の方へ歩きだすと、2頭の子たちも 諦めたのか、母さん牛の後について歩き出し、3頭で 牛舎に帰ってきたそうです。

 

お義父さんに よくよく話を聞くと、迎えに行った母さん牛は、大人しくて優しいから・・という理由で選ばれて、2頭どちらかのお母さんではなかったそうです。そうかぁ〜、数ヶ月 一緒に過ごしたお母さんだったら もしかしたら反応が違ったのかな?

 

 

・・いや、変わらないな。多分(笑)。

 

デビューでは (やっぱり)ドタバタだった 2頭の和牛の子たち。今では、放牧に慣れて上手にお散歩できるようになりました。 

 

大福の方は、いまだに『隙あらば』ですけどね(笑)!

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