搾乳職人をめざして

こんにちは 管理人のウサギです

 

 

子供たちのインフルエンザ嵐を 無事に乗り越えた母ウサギ(ふぅ〜)

日常が戻り、牛舎仕事へ復帰して、まず 取り組んだこと!

 

新しい搾乳方法にチャレンジ!です。

 

 

11月の中旬に「酪農技術向上セミナー」がありました。

会場が、高速を使って 片道1時間45分ほどの場所だったので、当初 私は参加しないつもりだったのですが、メガネくん(主人)が 私に「(基礎を)勉強してほしい」そうなので、ふたりで参加することにしました。

 

セミナーは、アメリカ人の獣医 リード先生による、主に 搾乳方法についてのお話です。

当然ですが、リード先生は 英語でお話されます。それを日本語に通訳する方も ちゃんといらっしゃるので、英語・日本語・英語・日本語・・という流れでお話が進んでいきます。

 

メガネくんは(スピードラーニング(外国語学習教材)って、こんな感じなんだろうか・・?)と、思いながら聴いていたようです。

 

英語勉強を(洋楽を歌ったり、英語学習アプリですけど) 地道に続けているウサギ。

さて、通訳される前に どれだけ理解できるのか?! 密かにチャレンジしていたのですが、半分・・といったところですかね。しかも、プロジェクターの映像で だいたい内容が想像できてしまうので、ほぼ 視覚による理解なのかもなぁ(笑)。まだまだです!

 

 

さて、リード先生が教えてくれた搾乳方法なのですが、自分たちが今までやってきた方法と違うところがありました。

 

特に 前搾りです。

まず最初に プレディッピング → 指で包み込むように 乳頭全体を3回ほど上下になでて 大まかな汚れを落とす → 乳頭先端の汚れを指の腹で集中的に落とす → ここで前搾り →(我が家の場合 汚れがひどい時は、ペーパータオルで拭き取り)→ もう一度プレディッピング → しばらく待ちます(この間、もう1頭の牛さんの搾乳に取り掛かります。私は 2頭セットで行うくらいが時間的にちょうどよさそう)。

 

次に ミルカーを装着する前のディッピング液や汚れのふき取り方も決まっていて、乳頭全体のふき取りは、水平方向にぐるっと1周。垂直方向にタオル(ペーパータオル)を動かすと、乳頭の先端に汚れが降りてしまうためだそうです。最後に、乳頭先端の汚れを丁寧に拭き取りながら、確実にきれいになったか確認して、ミルカーの装着。プレディッピングからここまでの流れを1分半〜2分半までに完了させます。

 

 

(へぇ〜!)と思ったのが、今まで行ってきた搾乳方法と比べて、プレディッピングが1回多いこと。そして 拭き取る方向。説明を聞くと(なるほどなぁ)と、納得できます。リード先生は、乳房炎の予防には、ミルカーを装着する時に、乳頭に付着しているバクテリアの数を少なくすることが大切ですよ!と何度もおっしゃっていました。

 

とりあえず やってみよ!

 

・・と思ったら、その日の夜に大福(長男 年中)がインフルエンザを発症したので、私は、しばらく搾乳をする機会がありませんでした。一足先に試してみた メガネくんの話によると、今までより、乳頭がきれいになっている実感があるらしい。そしてタイマーで計った1分半は あっという間だったらしいです。

 

 

そして 先日、ついに 私もチャレンジ。

慣れない手順に、私も牛さんも ちょっと緊張気味でしたが、リード先生の方法は、汚れが落ちやすく きれいになっている気がします!ウサギ家の牧場では、プレディッピング液に 泡タイプのものを使っているのですが、最初に 乳頭全体を泡に浸すことで 汚れが浮き上がってくるし、手の滑りが良くなるので 想像以上にするりと汚れを除去できるのです。この方法に変えたばかりなので まだなんとも言えませんが、これで乳房炎などのトラブルを防ぐことができれば ワーイ♪ですね。

 

これは、リード先生の造語だったかな・・

ある牧場の作業着の背中には、こんな言葉があるそうです。

Milk Harvest Technician

(ミルクを収穫する技術者)

 

この言葉には『搾乳職人』のような響きがありますね。単に 搾る技術だけのことではなくて、牛さんの健康状態を把握し、それぞれの体格やクセに合わせた的確な判断で 搾乳できる人のことを指しているのだと思います。

 

日々の搾乳作業、誇りを持って取り組みたいです。

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